春のタンの瀬には3回前後は行きたいと思っている。
今年の春は3回行けました。3/10-11、3/24-25、4/21-22
3/10-11 宮宿12.41→11.96 長崎10.20→9.62
長崎10m越えてウハウハのウェーブかと期待して来ましたが、そうでもなく・・・。
毎年すこしずつ形状が変わりますので、FUNを確約できる水位というのは無いですな。
シーズン一発目のタンでは「ケガをしない」、これが私的な課題ですので無理せずライドしました。
ロックスターXSサイズは御岳や長瀞の小さなホールで乗るぶんにはよいのですが、タンや早岐などの大きめのウェーブだと艇長が短いために足が遅くてサーフィンの快感はありません。サーフィン大好きなのにスピード感が味わえないのは残念ですが、XSに乗ってるあいだは仕方ないかあ。
それから、XSサイズだとエントリーするために8~10パドル漕がないとエディラインを越えられない。Sサイズなら3~5パドルで越えられたのに。また、ウェーブをアウトしてからエディに戻る時も、XSサイズだと頑張って漕いでも下流へ流されてしまう。Sサイズならラダーで波をつかみながらエディに戻れたのに。
XSサイズでのタン一段目、楽しくないよう。ウェーブでびゅんびゅん走れるフネが欲しい。
3月上旬の山形はまだ寒くてキャンプはツライので、山形市内のビジホ泊&宴会。関東4人組と、山形在住のスーさんと町民も来てくれた。
飲酒する速度がハイペース(いとーさんペース)だったので、全員が飲み過ぎた!
とくに関東4人は泥酔。翌朝には4人とも、昨夜どうやってホテルに戻ったか覚えていないほどでした。
私は朝目覚めると、パンツ一丁でベッドに寝ていました。床には脱ぎ捨てた衣類が散らかっていました。どうしてハダカなのかしら。昨夜いったい何があったのかしら。あやまちを犯していないかしら・・・
私 「昨夜の記憶が無いんですけど、どうやって部屋まで戻りましたっけ? 目覚めたら裸でした。」
きみたさん「俺も昨夜の記憶が無いんだよね。気づいたら朝で、自室で寝てたよ」
私&きみた「二人とも記憶が無いということは・・・。これってもしかして!?」
私 「私たち」
きみたさん「俺たち」
私&きみた「*○%△#◇$0&◎■~!!」
どうやら、私ときみたさんは大人のあやまちを犯してしまったようです。きみたさんの家庭が私のせいで崩壊しないことを祈ります。
ちなみに、いとーさんはその朝に目覚めると、コンビニのパスタ「大盛りペペロンチーノ」の空き容器が置いてあったそうです。レシートの時刻を見ると、深夜に購入したことが判明。しかし、本人はコンビニへひとりで行ったこともパスタを食べたことも、まったく記憶が無いそうです。怖い。
「食事に気をつけてるのに、どうして痩せないんだろう」と、いとーさんは悩んでいるのですが、ここにきて多重人格説が浮上してきました。本人は痩せたいと願っているのに、別人格が食べてしまっているのです。怖い。もはやホラー。
翌日は50~60cm減った。これはウェーブと呼んでいいシロモノなのでしょうか。
私はひどい二日酔いで、ずっと横になっていました。ヘロヘロで力が入らない体で30分ほど漕いで帰りました。
おお、勇者ヤリサよ、泥酔して漕げないとは情けない。
3/24-25 宮宿11.95 長崎9.6
私はトップを取ることもままならずヤラれてばかりでした。トップが取れないので、ブラントなど仕掛けることもできません。
いつもはやりたい放題の上級者たちも、この日は苦戦してる様子でした。位置取りしてるうちにウェーブから出されてしまったり、技をメイクしても精度が不十分のようでした。
上級者でも苦戦するようならコンディションならば、ましてや私ごときが上手く出来るわけがないと思い、自分の出来が悪いことは気にしないことにしました。志が低い。
昨年の春タンではバックスタブの感覚をつかむという進歩がありましたが、今年は進歩なし。せいぜい退化しないようにがんばろう。
私だけの動画だと無価値すぎるので、前半は他の人。1:25から私。
渡くん作成のとても参考になる動画「ウェーブのトップ取り」
タンの瀬まで遠くてめったに行けない人 or まだ行ったことがない人には、とくにオススメできる動画です。
三年連続で「やすべえ」で宴会。スーさんが手配してくれるおかげです。
4/21 寒河江川 西根9.8
昨年同様にソロで。おそらく今年はまだ誰も下ってないので川相の変化やログやなど危険情報が不明なこと、ソロであること、やや多めなこと。これらの条件があったので緊張感をもって慎重に下りました。
沈は一回した。絶対に沈しないと決意していたので、一回でも沈したことは凹んだ。
がんちゃんが回送してくれた
2FUN/Jackson Kayak 進水式。FUNはこの上なくフツーの舟でした。セクシーさは皆無の舟でした。
川相は去年と同様
4/22 宮宿12.0 長崎9.6 JCFカヌーフリースタイル日本選手権を観戦。
・例年、スクォート部門から始まります。
スクォート専用のスプレースカートは、浸水しないようにコーミングにガッチリと付くように作られているそうで、装着が大変なのだそうです。
ご主人がスカートを装着するのを手伝ってあげる奥様。仲睦まじい夫婦で素敵です。
・
つい先日に長瀞で会った時に、「忘れ物しないように、スカートをヨダレかけみたいに首にぶらさげておけ!」と私が説教してあげたおかげで、ひらさわさんはスカートを忘れることなく大会出場できました。
・今年のトピックは、町民さんが初めての決勝進出を果たし、選手権獲得されたことでしょうか。
喜びを爆発させる町民。それを讃える仲間たち。努力・友情・勝利。少年ジャンプかよ。
・もうひとつのトピックは、女子K-1に大学生2名が参加して、選手権を獲得したことです。20代前半の選手が世界の舞台を経験することで、国内もボトムアップしていくことでしょう。
2015年の観戦記に、「日本もこれからはunder30の選手たちが増えてくると期待しましょう。成長曲線が急峻でイキの良いunder30の選手たちを、世界経験豊富で気力体力充実した30~40歳台のコーチが引率するという未来は来ると予想します。」と書きましたが、意外に早くその未来はやってきました。
・日本代表選手は7月にスペインのソートで開催されるワールドカップに出場します。
・女子を撮るT田さんを撮ることに今年も成功しました。
・動画:平成30年度日本カヌーフリースタイル選手権 C1、K1女子、K1男子決勝
決勝は3本のうち1本のみ採用。採用された1本のライドです。
・JCF観戦するのは今年で5年目です。選手たちの懸命な姿を、私もハラハラしながら大声で応援しています。
観戦はとてもおすすめです。
昨年のブログに「観戦のススメ」を記しましたのでご一読ください。
多くの人に観戦してほしいですが、注意点として駐車場が無いことが挙げられます。会場の駐車場には数に限りがあるし、運営スタッフや選手には優先的に駐車してほしい。となると観客が駐車するスペースがありません。
それではどこに駐車したらいいのでしょう。路上駐車は近隣の迷惑になるので、なるべく控えたい。その他の候補としては1.5km離れた道の駅がありますが、あまりの長時間駐車は迷惑になるでしょうな。観戦に来る場合は、なるべく乗り合わせて来たほうがいいです。
昨年の井田川で開催されたカヌースラロームの大会でも、羽根田卓也さんを応援したいというハネタクファンは大勢いるのに、会場のキャパシティが無いという理由で人数制限されました。
日本では認知度の低いカヌーにせっかく関心を寄せてくれた人を遠ざけてしまうのはもったいないです。内輪だけの閉鎖コミュニティで完結するのではなく、カヌーを漕がない人々にも「観てもらう・魅せる」、という考えが求められる時代になっています。
・さて、今回の大会を観戦した後に、長期間にわたって頭を悩ませたことがあります。それは大会中のレスキュー体制についてです。
いろいろ考えをめぐらせたけど、答えは出ないままです。まだ上手く文章化する自信が無いので、今回のブログでは詳細には書きません。今後も文章化できないままかもしれません。
ブログから引用:「沈脱するわけない上級者だからレスキューに入らなくていいんだという考えは不可だよね。予想を超えたことが起こる・万が一があり得るスポーツをしてるわけだから。沈脱するわけない上級者の死亡例が複数あることを我々は既に知ってるわけだから。」
日本選手権の開催概要には、「練習中および競技中の事故については当該競技者の責任とし、主催者は応急処置を行うが傷害補償責任等は一切負わない。」「セルフレスキューおよび選手間の相互レスキューを原則とする。」と付記されている。選手はそれに同意して参加申し込みしている。主催者と選手の間に合意が成立しているのだから、いち観客の私には無関係なことと思って無視すればいいのかもしれない。でも、レスキュー体制が無かったことが原因で、もし選手が重大な障害を負うことになったら、と想像すると不安になる。
選手には、私の友人・好きな人たちがいる。もし、観客(私)の見てる目の前で、選手(友人)が重大な障害を負うことになったら、私は耐えられない。だから悩んでいる。
今回の大会中に、「この状況は危険なのでは・・・?」と私は感じてゾッとする場面があったのですが、私と同じように感じた人はいないようだった。そのことがまた悩ましい。私が心配症すぎるのか、私の余計なお世話なのか。
うーん。考えがまとまらないので文章化できない。
知識と情報と経験が、私には足りていないから思考できないのでしょう。思考を深めるために、カヌーの重大事故やレスキューについて、他者から意見や経験談が聞きたい。そういう話をしてくれる人は、私にお声かけください。