丹波川  土曜ロウアー 日曜ミドル

雨が降ったので増水を期待して、丹波川クリーキングへ。副題はクリークボート試乗会です。
御岳から近いこともあって、多くの人が漕いでる川だそうですが、私は今回が初めてでした。
ここの水位計は陸上に出てしまってるらしく、いつ見ても、丹波山0.60だそうです。というわけで、行ってみないとわかりません。

土曜日 ロウアーセクション 道の駅たばやまスタート 
コウさん、ふっちーと。この区間を何度も下っている二人に言わせると、今日は水たっぷりとのこと。
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前半はコウさんのウェーブスポーツ・ディーゼル70を試乗させてもらいました。
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核心部。
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写真中央右が入口で、真横から見ると分かりやすいのですが、いざ漕いで向かうと、入口がとても狭く見えて、ほんとにここでいいの?と不安になってしまします。
落ちると目の前に岩があり、普段はこれを左岸側へ行くそうですが、今日は水が多めなので、右岸側へ向かうほうが素直です。

核心部の私。後半はジャクソン・ビランSサイズに乗り換えました。
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ヘフェチコを駆るふっちー。
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ここは核心部よりも下流にあるブーフポイント。右岸側から容易にかつぎ上がれるので、何度でもブーフ練習できます。
かつぎ上がって、ブラウンクロウbrown clawを試みる私。やりなれてないので手のひらが開いてしまって、失敗。
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以上の写真はコウさんにいただきました。

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ディーゼル70はクリークボートというよりリバーランニング艇なのかな。サイズは70でも大きく感じず、ちょうどいい。プレイボートから乗り変えしやすいという評判通りで、なんの違和感もありません。とても操作しやすく、ランニングが楽しい。ドロップを落ちると、少し潜ってしまう。
ビランはまさに大船に乗った気分。すごい安定感。試乗したコウさんは「戦艦のようだ」と。ドロップでの着水も軽い感触で、ボートが自動的にやってくれた感じすらしました。強気な気分になれます。ただし、私にはオーバースペックかな。


日曜日 ミドルセクション
林夫妻、なべさん、ふっちーと。
プットインするためには、急勾配の坂をロープを使ってボートを降ろします。
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スタートから三段の瀬があり、緊張しました。ロウアーと似た雰囲気ではありますが、落差があります。

下れない核心部。落差はあるし、ストレートな流れだし、これは楽しそうとスカウティングしながらワクワクしましたが、瀬の最後に岩が入ってしまってピンニングしそうです。岩はど真ん中にあって、どうやっても避けれそうもありません。全員がポーテージ。
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ポーテージは簡単にできます。の、はずだったが、ここで事件が発生。
まず、私が歩いてたらボートを手放してしまい、ボートはスルスルとドライエントリー。無人のボートが流れて行きます。核心部が終わった所で岩にひっかかっていました。ふっちーと林さんがロープワークでボートを引き上げてくれました。幸い、水がボートに少量しか入ってなかったのですが、これで大量の水が入ってたら、岩から外せなかったかもしれません。痛恨の凡ミス。私のバカ、アホ!
ふー、事件解決、と思っていたら第二の事件。陸上でスプレーをはめようとしたナベさんが、スプレーが装着されない状態で、パドルを持たずに、スルスルとドライエントリーして脱。核心部の次の瀬を、生身で下ってきました。下流には先に下ってたメンバーがいたので、すぐレスキュー。
ふー、事件解決、と思っていたら第三の事件。最後にドライエントリーしようとした幸子さんのスプレーがはまりません。いつも使ってるスプレーなのに、なぜかはまらない。他のメンバーはすでに下流に下ってるので、手伝えません。しばらくがんばって、やっとはめられました。
丹波川、こえー。

「積めるか積めないかではない。積むか積まないかだ。」という名言が生まれました。
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以上の写真は林さんにいただきました。

前半はピラニア・バーンSサイズ、後半はリキッドロジック・ヘフェチコに試乗しました。バーンはボトム形状が独特で、はっきりとしたエッジがついてる。バウはクイックに反応し、ボリュームあるスターンが押し出してくれる。ヘフェチコはラウンドボトムの割には操作しやすくスピードもある。岩だらけの純粋なクリークに持っていきたい。

土日で計4艇を試乗しました。どれも乗り味が違って、面白かったです。フリースタイルボートよりも個性がはっきりしてた。さて、どれにしよう?

by ya-ri-sa | 2012-03-22 23:58 | 川部  

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