保津川・立岩ホール・美山川  私もチャペラー

長文です。

7/12 
午前1時過ぎ、メルヘンチャペルに到着。吉野川から休憩を含めて4時間半かかった。
チャペルのマスター木曽さんと先に到着していた通院好きさんが待っていてくれた。
到着したら即寝だなー、と思っていたが、木曽さんが笑顔で迎えてくれてコーヒーをいれてくれたので、少し話すことにした。と、思ったらそこから午前3時まで闘魂注入された。
実はこれは闘魂注入ではなく、初めてのお客さんとのミーティングだそう。初めてのお客さんが、何を考え、何を求めているのかを、会話をしながら探っていく。それから木曽さんの基本的な考えを伝える。互いのコミュニケーションをとったうえで、水の上での講習を始めたほうが、良い内容となるからだそう。

手袋と鼻栓を買う。メルヘンチャペルはショップであって、クラブではないし、メンバー制でもない。モノを買ったり、スクールを受ければ、誰でもお客さんである。よって、私も「メルヘンチャペルのお客さん=チャペラー」となったのであった。

本日の講習生は奈良のチャペラーKrhさん、通院好きさん、私の3人。出かける前に、全員の艇のフィッティングをチェック。合ってない艇で講習しても、効果が薄いと。私はサイブレイスと腰パッドが足りないと、すぐにウレタンを切って貼り付けくれた。シートも試しに上げてみてはと、1cm上げる。この店で買ったわけでもないのに、ここまでしてくれるスクールは少ないだろう。
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昼過ぎから保津川でダウンリバー講習。亀岡の駐車場前~保津峡駅。
まずは基本のパドリング、ロールなどをチェックしてもらう。それからダウンリバーしながらストリームイン・アウトについて。小鮎の瀬では、丸太が沈んでいないかをスカウティング。しょっちゅう下っていても必ずボートを降りて、上から見て確認するという。
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これまで知らなかったことや、誤っていたことなどが次々と出てきて、たくさんの驚きで頭がいっぱいになる。昨夜、カヤックは頭を使って考えながらやるものという話が出たが、その通りとなった。体力はほとんど消耗しなかったが、脳が疲れた講習だった。
熱血指導で盛りだくさんな内容だった。
ゴールの駅から電車にカヤックを持ち込んで1駅だけ戻る。
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ところでさあ…、保津川の水はまずい!苦い!
ペッと吐き出したくなる。講習以外では漕ぐ気がしないぜ。

夜、喫茶店の床の上で木曽さんのロール指導が始まった。通院好きさんは、それまでダラダラ起きていたくせに、夜の講習が始まった途端にのび太くん並みの速さで寝入った。私を人身御供にして。
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7/13
今日は保津川の沈下橋と呼ばれる場所で講習。ここは静水とはっきりしたエディラインがあり、初級者の講習に良い場所だそう。
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昨日に引き続きロールやピールアウト、エディラインを使った静水カートホイールなど。単に「体で覚える」のではなく、なぜそうなるのか理屈も説明してくれるので納得できるし、時間が経過して体が忘れても頭が覚えていれば再現できるとのこと。目と体と頭で覚えられるよう指導してくれた。
初めのミーティングで木曽さんが話していたことが、講習を通じてだんだん理解ができてきた。関東からチャペル講習に行くなら2日間のほうが良いでしょう。さらに、平日なら熱血オヤジをひとり占めできるでしょう。

今日は日曜日ということもあって、沈下橋は10人くらいのカヤッカーが集まった。スポットとはいえない場所だが、こんなに集まるなんて、活気があって良いね。
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夜、通院好きさんは翌日に犀川で漕ぐために長野・クロスゾーンへと去って行った。彼の名誉のために言っておくが、彼はけっこうオトナな人である。ただの体調不良の酔っぱらいではない。今回もオトナだなぁと思うような配慮をいろいろみせてくれた。また一緒に京都へ来ましょう。


7/14
立岩ホール。和知ダム(0771-84-1121)13トン。
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昨夜、チャペラーのNskさんが書いてくれた手書きの地図を頼りに向かう。チャペルから1時間半くらい。
月曜日だが2人のカヤッカーがいた。チャペラーでもあり、福知山カヌークラブのメンバーだそうな。リエントリーのやり方などを教えてくれた。誰もいなかったらそういうことはわからなかっただろう。彼らはホールの少し上流から少し下流までダウンリバーするといって、30分ほど一緒に遊んだあとに下って行った。
立岩ホールは確かに良いホールである。キープ力はしっかりあるし、ボートが岩に当たることも少ない。水量が通年安定してるのも関西では貴重なことらしい。
パドルが折れるとか、頭を打つとか、そういう話をよく聞いていたので心配していた。時々パドルが軽く「コツッ」と当たる岩があり、これのことかな?と思ったが、全く大丈夫であった(注:水量によるだろうが)。鳥沢ホールで上沈して、頭がガッツーン!パドルがバチーン!という衝撃のほうがよっぽど嫌だ。

1回だけなんちゃってループができたが、それだけ。カートホイールは勇気が無くてできなかった。新しいムーブにトライする時(私にとってはカートは新しいムーブですので…)、技術はもちろん必要だが、「仕掛ける勇気」というのが要るような気がする。やらなければできないまま。
優良ホールを目の前にして気分が乗らず、ボートから降りてひとりぼっちでションボリとしてしまう…。関東からわざわざここまで来て、なにやってるんだろ…。
気分転換に立岩の瀬を下ってみる。木曽さん講習を思い出しながら。途中のウェーブが楽しかった。
木曽さんに習った新ロールを流水で練習。新ロールは動きに無駄が無いので疲れないし、確実だ。でも、早くあがらなきゃと慌てると、旧ロールをやってしまう。
8月1日発売のpb@jpのロール特集でも木曽さんは登場しますので、ご覧ください。

担ぎ上がって、またホールへ。スピンすらできなかったが、エンダーが高く飛べたからいいもーん、と思うことに。
カートホイールができるようになったら、また来たいな。


帰り道に、和知カヌー艇庫がという看板が出ていたので寄ってみる。艇庫にはカッターやレーシング艇などが置いてある。ほぼ静水みたいなところで、学生がレーシングやワイルドの練習などをしている。よく見ると中・高生くらいなのかな。保護者も来てる。こういうのは親が熱心じゃないとね。
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そうやって寄り道していたら、日没になった。すると、通院好きさんからメールがあり、帰りが遅いから木曽さんが心配してるので電話するようにとのこと。ごめんなさい。単独で川(or山or海)にでかけた時は、待っている人に連絡しないといけないね。心配してくれてありがたいと思った。


7/15
木曽さんと2人で行動。「今日はデートや!」
まず、保津川の上流を見に行く。週末に講習した辺りはきれいじゃなくて水が苦かったが、上流はきれいだという。車窓からスカウティング。プチクリークの様相でクリーク講習に来ることもあるという。とある区間では巨大な石が積み重なっている恐ろしい場所があった。流木が本流ど真ん中に突き刺さっているし。保津川、あなどれないな。

その後、峠を越えて、美山町へ。ここは白川郷みたいに合掌造りの古民家を保存して、ロハス観光で成功してるらしい。美山川の水は透明でキレイ~。
ほぼ静水のような所で、レッスン。しばらく京都に来れないだろうから全部やるで~、とロールからブラントまで。新しいヒントをいっぱい頂いた。今日も、体は疲れなかったが、脳が疲れた。

美山町営(3セク?)の施設で風呂と夕飯。ここの夕飯はリーズナブルでどれもおいしかった。
美山静水講習、GOODです!


京都4日間は濃厚で書ききれない。
木曽さん講習は関東からでも行く価値あり。初心者・中級者・上級者、問わない。その人をよく観察して、どこを直せばよいのか見抜き、その人に合った指導をしてくれる。理論に基づいているのだが、難しく説明せずに、簡単な表現をしてくれる。
後で訪れた北山川で、カートホイールくるくるの方と出会うのだが、その方もカートで行き詰っていた時に、数年ぶりに木曽さん講習を受けたら回りだすようになったそうだ。

「血が熱い」と書いて「熱血」。
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翌日は京都を去り、奈良へ移動した。この日はノーカヤックで、東大寺、薬師寺、唐招提寺、法隆寺を観光して、満足。
大仏さんは光背も分厚い。
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by ya-ri-sa | 2008-07-15 22:54 | 川部 | Comments(4)  

Commented by 通院好き at 2008-07-22 14:12 x
お疲れ様でした。
次回行く時はクリーク艇お持ち帰りになりそうだよ。
でも関東で乗ろうとすると新たなお友達見つけないと。
見つからないと、木曽さんが散策した川にということでリピートだよ。
Commented by ya-ri-sa at 2008-07-22 21:46
いろいろありがとうございました。
艇が増えるのは悪いことではないでしょう。見ると欲しくなっちゃいますね。サーフカヤックの支払いが終わったら、次を考えるつもり。
Commented by 通院好き at 2008-07-22 23:22 x
値切らないとだめだよ。
口調が急に優しくなるからね
分かりますね・・・。
サーフカヤックまで来てないですね。
Commented by 奈良のチャペラー at 2008-07-23 00:43 x
お疲れ様でした~

楽しく読ませて頂きました。
そうですか!「ひとり十番勝負をされてましたか?」
気が付きませんでした(笑)
私は既にクリーク艇一本お持ち帰り済みです(泣)
クリーク講習でお会いしましょう!!!
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