道民と一緒にキャンプしたり食事したりする時間が、私にとっては最も楽しい時で、思い出深いこと。ですが、そういうのは書かず。
・シーソラプチ川 幾寅354.14 5人で(Ita,Ste,Itu,Sntk)
スタート地点は4月末で雪あり。
昨年8月の台風で大被害を受けた空知川流域の南富良野町。ラフトガイドさん達や地元パドラーたちが懸命に復旧作業されました。多くの人の努力によって、今年もラフティングツアーが開催できているようです。
災害直後の幾寅や落合の写真には私もショックを受けました。少額ながら南富良野町に募金しました。
川も、そうとう変わってしまったのでは・・・と不安に思いながら、災害後に初めて訪れました。
ところが、シーソラはそれほど変化なく、いままでと同様にダウンリバーできました。瀬の形状や岩の配置なども大きな変化なし。しかし、ルーオマンソラプチ川との合流部からは、岸がゴッソリと削られており、台風の爪痕が残っていました。
大増水した後の川は、土砂が入ったせいで落差が無くなりノッペリとしてしまうことが、しばしばあります。もしや国体コースも退屈になってしまったのではと心配しましたが、下の写真のごとく、スラロームコースとしては変わらぬ魅力がありました。
ここで2名が沈脱。1人は橋より上流(上の写真の瀬)。もう1人は橋下のホールで(下の写真のホール)。
私は、上流で沈脱した1人のボートを確保しながらホールの左岸のエディに入った。おそらく人間は左岸に上陸したはずで、こちらへ向かって歩いてくるはずだ。しかし、私は上陸する姿を目視してないので人間が流れてくる可能性も残っているし、確保したボートが流れていかないように保持しながら、その人が歩いてくるのをエディで待つことにしよう、と考えた。
そう思った次の瞬間、2人目がホールで沈脱。沈脱した後に、右岸のたこつぼエディに入り、出られなくなった。たこつぼエディの中で、顔は出ているが、グルグル回っている。助けに行きたいが、1人目の安全を確認するまでは動けない。2人目の姿は目視できてるが、1人目の姿は目視できてないのだから。
2人目がたこつぼ内を5~6回転したところで、1人目が左岸を歩いてきたので、その人へボートを渡した。私は、たこつぼエディのある右岸へフェリーして上陸、エディ横からロープを投げて、人間を救助した。2人目は冷水に浸かっていたので、すっかり冷えてしまい、辛そうだった。泳ぎながらエディラインを突破しようと試みたが、はじかれたとのこと。そのうちに徐々に体力が奪われたとのこと。
写真左側が、右岸たこつぼエディ。私が入った左岸エディは写真には写っていない
人間は上陸したので、次はカヤック。カヤックもたこつぼエディに入り、グルグル回ったまま。岸から手を伸ばすが、届きそうで届かない距離。水中に入れば掴めるだろうけど、もし私が溺れたら二次災害になってしまう。そう思ってたら、そこに、ドライブがてらにたまたま川を見に来てていたベテランカヌーイストのTさんが、岸まで降りてきてくれた。(我々の状況を見てから車へPFDを取りに行き、私服の上からきちんとPFD装着してから岸へ降りてくるところに、ベテラン味を感じる。) 私が水中に入ってカヤックを捕まえるので、Tさんにロープ確保をお願いした。私が水中に入って取ろうとしたら、カヤックはエディから出て下流へ流れていった。私はTさんに引き揚げてもらって上陸。その後に、下流でカヤックは回収できました。
沈脱が予想される瀬ならば下流でレスキュー体勢を整えるべき、という至極当然な反省となった。
道内でのカヤッキングを気を引き締めてかかることにした。
・鵡川 福山169.20 2人で
私にとっては適量の水位でした。(注:人によって適量は異なります)
この区間は、短距離ながらも、下るたびに学びがある。ここと他の川を合わせて一日2本を下ったりしてきたが、ここを2本やったほうが、学びというか得るものがある気がする。今度からそうしようかな。
スタート
橋の下流
トンネル横
登るクライマー。すごい~
・沙流川 キャンプ場下 岩知志45.0 幌毛志57.75 ソロで
沙流川も台風被害のあった川です。上流区間は変化した部分もあるそうで、その情報が不十分でしたので、今回は行きませんでした。
カヌーポート(の痕跡)からスタート
スタート直後では、重機が入って整地中。以前よりもさらにダラダラとした流れ。
三岡の瀬は大きな変化なし。ただし、ここは来るたびに微妙な変化がある。水位によるのかな。今回は、ストンと落ちる感覚があった。落ちるっていっても20cmくらいだけど。
1人だし、川も単調だし、35分くらいでゴール。
上流は下っていませんが、千栄の堰堤だけ見に行った。左岸側は堰堤の上も下も石が増えた。
・三笠ホール 20トン
三笠カヌークラブさまによって維持されてるホールです。三笠CCさまさまです。
一段目のウェーブも、サーフィン練習したいフリースタイル初級者にはちょうど良い波。イクシュンは初級者から上級者まで幅広いレベルの人が一緒に漕げる素晴らしい環境です。
パドルが折れて沈脱した人がいましたが、下流は入れるエディが少なくて、意外と流されてしまうとことが分かりました。
・Sウェーブ 然別23.5~23.7くらい
今年は3月4月に高気温になる日があったため、そこで早めの雪どけが始まってしまい、GW中は余市川はイマイチ増えませんでした。
昼過ぎに到着した時は、Sの一段上のウェーブ(シルバーウェーブ)も、まだバックウオッシュ無し。着替えてスタンバイしてると、シルバーウェーブのバックウオッシュができて乗れるようになりました。高角度ブラントしてる人もいました。シルバーウェーブは幅も高さもあって良い形。ただし、それは長続きしません。増水し続けていますので、ウェーブが良い形をしてる時間は30分も無いのでは。シルバーウェーブが乗りにくくなってくると、Sウェーブが出てきて乗れました。でも、形が変わっちゃったかな。上流の中州の形状が変わって、Sウェーブのある左岸側に来る水量が減っちゃったとかなんとか。来年以降はどうなるでしょう。
乗ってる波はシルバーウェーブ。奥に見えてるのがSウェーブ。
余市では高久瞳さんによるカヌー体験会が開催されました。
2015年春に続いてお手伝いしました。
カヤックにまだ1人で乗れない幼児やカヌー未経験の大人には、OCが好評です
余市では毎度、御馳走をいただいてしまうので恐縮です。秋田のタミさんはフェリー&ロードバイクで来ました。
・豊平川 砥山ダム放流43トン 白川 134.58 石山 忘れた
8人で。二段ウェーブは小さめながらも乗れました。ほかにも名も無いウェーブやホールを拾いました。
DRお誘いいただき、ありがたいことです。
みんなが休憩してる間にも、名も無いウェーブに私がエントリーしまくってたら、その姿を見た道民Hさんに「狂ってるのかと思った」と言われた。ええ、狂ってますよ、カヤックに・・・
・長流川
いつも少ない川。雪どけでもあまり増えない。今回は前日に雨が降っていたので増えるかと期待したけど、ちょこっと増えただけで、印象はほとんど変わらなかった。ボトムを擦るのが減ったくらい。
なめ滝。写真だと迫力あるけど、実際はそれほどでも。下ってもいいし、ポーテージもできる。私はポーテージ。
奥のほうでMかわさんが万歳してる
浅いのでパドルが入らない
この川に来る目的は、温泉が湧き出る河原でのしゃぶしゃぶです。Mさんたちは真冬にも雪をかきわけて来たそうな。
・美瑛川下流 西神楽134.6 雪艇倶楽部と
川の写真ナシ。入部して間もない1年生たちが、先輩のサポートのもと、楽しそうに漕いでました。瀬の中でも、ビビらないどころかニコニコ笑顔で、ぜんぜん沈しない。みんな上手くなりそうだ~。
憧れのホルモン屋さん
地元CC総会
・渚滑川
雨のおかげで、ほどよく増水。多すぎず、楽しい水量でした。
スタート
最初に上陸スカウティングする瀬。前回とあまり変わらない。
その下流も、遠目に上陸スカウティング
流れが崖にぶつかっていて、ログも寄せられてる
曲がった先にもログ
まっすぐな水平線が見えてきたので、先導のMさんから停止と上陸の指示。上陸して見に行くと、典型的なキーパーホールが。こりゃあマズイ。全員ポーテージ。
水量によっては下れるでしょう。それでもスターンは引っ張られそうだから、しっかり漕ぎ抜けないと。
二段になってる瀬。一段目おりて右岸のエディに入ってもよし。そのまま二段目へ行ってもよし。
二段目は流れがカーブしてる。アウトコースはやや浅くて最後がホール。インコースは流れが捻れてる。写真は、インコースから入ったが、カヤックが流れに捻られて、狙いから外れた。
ゴール後に、滝上町の風呂へ行くと、町の中に距離100m弱の激流が! ここはベン・ブラウンを呼んでこないと!
・渚滑川 昨日よりもずっと下流区間
以前も漕いだメンバーによると、今までで一番多いとのこと。この区間が初めての私にとっては、普通、もしくは、もうちょい多くてもいいかな。
アスパラガスの天ぷら。食感がサイコー。
北海道で訪れていない場所はまだまだあるので、もっとすみずみまで行ってみたいが、毎度同じような場所をうろついてしまう。
だって、北海道って広いんだもーん。