タンの瀬(最上川)・JCF観戦・摺上川・寒河江川・根子川

山形→北海道→山形→長瀞という6週間の旅をしました。こんなに外泊したのはもちろん初めてです。以下は日記形式。

4/9 節約のために高速道路を使わずに下道で行くことにしました。首都高を川口JCTで下りて、そこからは一般道でタンへ向かいます。
朝、自宅を出発。栃木県小山市でつかはら(つ・あ)さんとランチ。facebookでいつも美味しそうなランチを召し上がっているのを見ていて、ご一緒したいな~と思っていました。
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夜は福島市で飲んで野宿。元やん、ペーさんと。ペーさんは初対面。今度は水の上で会いましょ。
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長距離の下道でしたが、昼と夜に会食してくださる人々がいたので、辛くなかったです。時間を割いて会ってくれる人はありがたいなあ。

4/10  長崎9.70 1時間だけタンを味見。例年、タン一発目はそのパワーに圧倒されるだけです。
4/11  長崎9.77 私はやる気まんまんだが、カヌーランドの住人たち(平日なのに6人位いる・・・。)は、「この水量じゃヤラレるばかりで楽しくないよ。」と漕ぐ気が無さそう。でも、私ひとりで漕ぐと沈脱の恐れがあるし。私が漕ぎたそうにしてると、ダウンリバーを提案してくれました。かずや君、てるちゃん、セトッチ、私で雪谷からダウンリバー。3-4箇所のスポットもあり楽しかった。
別日の最上川ダウンリバー動画。ごっちゃん作成。


4/12-18 長崎9.5x-9.6x 連日ヤラレ水位。それでも、9.7に比べれば9.6が、9.6に比べれば9.5がマシに思えてきます。毎日2-3時間ずつならば一週間連続で漕ぐことができました。
私に出来ることは、エントリー直後の左走りブラントのみ。その後は、やりたくもない右スピンをやらされて、モミモミされるだけ。エントリー以外でトップを取ることはほぼ不可能。
2年ほど前までは左岸側リップがしっかりあったのでフロントサーフィンのままトップを取ることもできたのですが、去年あたりから右スピン地獄。でも、上級者はわざと大回りの右スピンをしてトップを取ります。おそらく、前後のリーンとパドルを置く位置で調節してるのでははないかと思われますが、私にはマネできません。
周期によっては、右も左も出口ナシ!となる時もあり、その時の絶望感といったら・・・。宮さん(ミスター)が「右岸側のリップの立ち上がりの有無を確認してからエントリーするように」と教えてくれました。
もちろん上級者はきちんとボートコントロールしてトップを取り、バシバシ決めていました。いっぽう、一発ブラントしたら早くアウトしたい気持ちでいっぱいの凡人の私。タンの瀬は、上級者と凡人の差が大きく出るスポットです。

4/19 JCF前日は、ちょいと福島県の摺上川へ。詳しくは元やんブログ。元やんは子供の頃はこの川で遊んでいたそうです。
この日は、元やんが今まで下ったなかでは水量が多めとのことでしたが、初めての私にとっては適量に思えました。これより少ないと岩が出て難易度が上がりそうだし、ボトムを擦りそうです。落差が適度にある良い川でした。短いプレイボートでもクリークボートでも、どちらでもよいでしょう。
元やん、山下さん(府中人)、私の3人で。私は愛艇ピラニアBurn。
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時々、こんな落差もあります。
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この堰堤はポーテージ。
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ポーテージはそんなに苦労しません。
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4/20 JCFの大会を観戦。公式戦を観戦するのは5年ぶりくらいです。JFKAとは違って、上位入賞すれば世界大会の出場権が得られますので、選手たちはこの一年間に鍛錬してきたものを45秒間にかけます。まさに天下一武漕会。上級者たちのマジ漕ぎが見れると思うと、オラ、ワクワクしてきただ~♪
大会の前週は、たくさん人たちが入れ替わり立ち替わり練習に来ました。私は約一週間タンにいたので定点観察していたような立場ですから、みんなが真剣に練習してる姿を見ていたので、本番で実力を出してほしい!そんな気持ちで応援にも熱が入りました。

韓国の選手がオープン参加してくれました。男性がJung Yeop Yeo(愛称JY)、女性がJeong Mikyung。私が山形空港まで迎えに行ったら、お礼に韓国海苔をくれました。
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スクォートはカッコイイ。
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久しぶりに大会参加の貝本さん。
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私がカヤック始めた頃には、もう大会参加はしておらず、その以前に数年にわたり日本のトップだったレジェンドとして聞いていました。吉野川で一緒に漕いだことあるけど、その時はマジ漕ぎしてないし。貝本さんはベテランカヤッカーたちに大会に再び出てきて欲しいと考えていて、まずは自分が率先して出場したそうです。

大きなレンズを構えたカメラマン多数。ここに写ってるだけで11人いる。
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女子K-1表彰。カメラマンT田さんの後ろ姿を、あえてフレームインして撮ってみました。
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タンで定点観察していた私からみると、選手たちが全体にレベルアップしてる印象があり、今年は順位に大波乱が起こるのでは!?と思っていました。勝負は時の運。盤石と思われていた人がミスすることだってあるわけですから。まあ、大波乱までいかなくても、上位15人の点数は僅差になるだろうと予想していました。ところが、大会が終わってみれば、上位は以前とそう変わらぬ顔ぶれだし、点差は大きく開いていました。(JCFリザルト)
予選では、左右ブラント&左右バックスタブ、これが確実に出せていた人が予選通過していました。準決勝では、さらにもう一手(カートホイール、エアスクリューなど)が出せる人が通過。
左右ブラント&左右バックスタブ、文字にするとあっさりしていますが、本番のプレッシャーの中で、トップの取りにくいコンディションで、これを確実に出すというのは非常に困難です。これを出せるのが「強さ」なのです。「上手い」と「強い」は違うのだと感じさせられた大会でした。

出場者は全員上級者なわけですが、その人々でも、大会当日は特にトップが取りづらいコンディションに見えました。しかし、いつものやり方でトップを取れなくて苦戦する人が多い中で、上位入賞者はトップを取るための「引き出し」が多いのでトップを取るのが早いです。よってバラエティも多く出せます。
スポットのコンディションだけで言えば、タンの瀬よりもバラエティの出しやすい場所はあると思います。しかし、世界に通用する「強い」人を選考する場所としてはリーズナブルなのでしょう。

熱い戦いを観戦してると「オラも漕ぎてえ~」とウズウズしてきて、大会終了後に漕ぎましたが・・・、惨敗。上級者たちのプレイを見て「私も出来るんじゃないか」と勘違いしましたが、まったくダメで、モミモミのグチャグチャ。威勢が良いのはエントリーした時だけで、いざエントリーすると早くアウトしたくてたまりません。45秒間、あそこにいるだけで、選手の皆さんはスゴイっす。
さらに、スプレースカートがゆるかったため、モミモミされてウェーブの中で起き上がると、スプレーが外れているじゃありませんか! 「終わった・・・」 絶望した私はエディに向かって、「スプレーが外れたァァ~~」と断末魔を残して、沈脱していったのでした・・・。台湾に続いて沈脱2回目。

4/21 寒河江川 西根9.6 ロボ子、ニコライ、私。
にぎやかだったカヌーランドも大会翌日に残ったのは女3人だけ。無職ガールズ3人で寒河江川を漕ぎに行きました。2009年以来、3回目です。久しぶりに漕げてよかった。水位計の数字よりも実際の水量が以前よりも少なく感じました。後半にあるホールもかなり小さくなっていたし。

漕ぎ足りない原子力ロボットはタンの瀬へ。
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ひとみちゃんはカヌーランドに長期滞在していましたが体調不良のために大会前はほとんど練習できていませんでした。当日も本調子じゃなかったし。スポットを目の前にしてロボ子が漕がないなんて珍事です。結果は一位でしたが、もし彼女が大会前にもっと練習できていれば、バラエティが増えてさらに高得点だったでしょう。
フィギュアスケートの浅田真央さんが世界のトップスケーターから一目置かれている理由は、試合に勝つことはもちろん、自分自身と戦い、誰も到達したことの無い高みへと挑戦してるからだそうです。(メディアの読みかじりです・・・。) ひとみちゃんにも、そんな姿勢を感じてしまい応援したくなります。

ローカルパドラーのとがしさんが牛タンのお店へ連れて行ってくれました。
左から、とがしさん、休職したので髪をブリーチしたアホヤリサ、無職ニコライ、実写版Dr.スランプ アラレちゃん、アラレちゃんを発明したノリマキ博士。
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4/22 山形県の代表的観光地の山寺を訪れた後は、仙台港からフェリーに乗って北海道へ。
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3週間ほど北海道滞在して、再びカヌーランドへ戻ってきました。北海道では車中泊が多く、女ひとりで車中泊するのは肩身の狭いものでした。寝てる時はいいけど、起きてからの居場所が無くて、肩身が狭いのです・・・。それと比べると、カヌーランドでは堂々としていられます。だってカヌーイストのためのカヌーランドですから、カヌーイストほどふさわしい利用者はいないわけです。水道、トイレ、避難小屋、静けさ、安全。マジでありがたい!!3週間も北海道でホームレスしてくると、カヌーランドの素晴らしさをしみじみ感じました。朝日町に感謝です。居場所があるだけで、ありがてえ。(完全にホームレスの発想。)

5/17 長崎9.4 1時間だけ。右スピンしかできず。
4月にカヌーランドで車中泊した時は、とても寒くて震えていましたが、3週間経つとすっかり季節は変わり、暖かい春になっていました。水もぬるくなり、木々も葉っぱをワサワサと出して、景色も全く変わっていました。

5/18 根子川 寒河江川の上流です。参考になる水位計なし。
元やん、ソラさん、ほりほり、トロ5、多摩川ランナー、私の6人で。私は初めてだけど、他のメンバーは複数回下っている川だそうです。 詳細は元やんブログ、およびソラさんブログ

スタート地点へ車を回送しようとしたら、林道が崩れて通行止め。
ここから60分間のハイクアップをしました。私以外は健脚で元気な人たちなので、クリークボートを担いでさっさと歩いて行きます。私は重いのが嫌で14Rockstarにしたけど、それでも辛かった。ゼエゼエ・・・。
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男まさりのほりほり。
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ネコのポーズ。ニャー!
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大きな堰堤下からスタート
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最初の1kmは落差あって面白かったニャ。この日は水量が多くて快適だったニャ。
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ニャンコドロップ。写真の奥がドロップです。手前は浅いチキンルート。
ドロップは落ちた後に、漕ぎ抜けないと、引き戻されて捕まります。私はチキンルートを選択したのだけど、沈して肘を打ったニャ。
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Dagger/Nomad8.1。体重60kg台後半のトロ5さんにピッタリな感じでした。
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漕いだ後は、きのこ汁蕎麦。大量のきのこ。
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大量の山菜の天ぷら。
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2本目で寒河江川をやろうかと言ってたけど、根子川1本やったら、みんな満足しました。
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宿から不倫カップルが出てきたぞ! パパラッチされました。私がソラさんの家庭を壊さないこと祈ります。
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5/19 長崎9.2 パワーは弱くなり捕まる心配は無くなったが、ブラントは1回も仕掛けられなくなった。
月曜日なので私一人だろうと思いきや、中村アッキーラ。
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5/20 長崎 8.9x 9m以下になるとタン3段目が出てくる。昨日の9.2だと周期によって完全にバックウォッシュが無くなっていたが、8.9xだとバックウォッシュが消えることはない。しかし、実際に入ってみると、かなり大きな周期があり、激ムズで何もできず。できる人ならループが残るかも。3段目の水位レンジは広く、8.5xくらいまで乗れるらしいので(間違っていたらごめんなさい)、今日の8.9xではまだまだ多いのかも。もっと減れば周期による変化も気にならなくなるのだろうか?それならいいけどさ。
8月のJFKA大会はここでやるらしいけど、減ってもこの周期の大きさが残るなら、ほとんどの人が厳しいのでは。
昨年8.6で乗ったミスターさんの動画が参考になると思います。Youtubeで開くと、ミスターさんの解説も読めます。


タンから車で30分ほどの某所でMTBを1時間ほど。
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よーし、今日こそ帰るぞ。帰りも一般道で。往路は4号線で福島市経由でしたが、復路は会津経由にして気分を変えてみました。宇都宮郊外で野宿して、目覚めると大雨。長瀞へ向かうのでした。

by ya-ri-sa | 2014-04-22 16:12 | 川部 | Comments(6)  

Commented by ペレレのおじさん at 2014-06-02 18:37 x
髪の色が違うだけで、むっちゃインドアな感じになるニャ。
ところで、センベーさんとアラレちゃんの動きって、すっごく似てるなぁとおもったけど、当たり前ですね(笑)
Commented by ya-ri-sa at 2014-06-02 18:56
サシペレレさん
髪色はもっと明るくして金髪にしたいと思ってるニャ。顔は和風だけどニャ。
私も、まさか大人になってから、本物のアラレちゃんとノリマキ博士に会えるとは、夢にも思っていませんでした。
ノリマキせんべえが自分が発明したアラレちゃんを手に負えなくなってる関係性が、ミスター&ロボ子に似てるなあと思います♪
Commented by fck_mototyan at 2014-06-02 20:44
6週間漕ぎ続けたモチベーションには感服しました。何気にこの記事では福島ナイト、スリカミガワ、ニャンコと私の存在なくして成立しなかったんじゃ?(笑)川の安全確認も照れくさがらずやりましょうね。
Commented by ya-ri-sa at 2014-06-02 20:55
元やんさん
おっしゃるとおり、元やんさまさまです。
元やんホストのおかげで満喫できました。福島は良い所やね。飯坂温泉も体が温まりました。
ダウンリバー開始前のパドルサインとホイッスルの確認も有意義でしたね。発案してくれて、ありがとうございました。
Commented by ノリマキ博士 at 2014-06-04 08:46 x
東北シリーズだけで読み応えのある長編になってますねえ。
続編(北海道シリーズ?)も楽しみにしてます。

タン3動画のリンクありがとう!
タイトルの下に出てくる水位が間違っているのでここで訂正させて下さい。
×宮宿11.00→〇10.00
×長崎9.60→〇8.60
Commented by ya-ri-sa at 2014-06-04 14:58
ノリマキ博士
おかげ様で充実した日々でしたので、北海道編も長文になりそうです。
水位の訂正、了解しました。三段目を目当てで行く人なら間違えないでしょうから、大丈夫だと思いますよ〜。

ちなみに、ノリマキ博士の趣味は「スケベ本鑑賞」、アラレちゃんの趣味は「つおい(強い)人と戦う(遊ぶ)こと」だそうです。うーん。まさに実写版だな。
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